夜は短し歩けよ乙女
個人的に待望していた映画を観た。(計2回)
「夜は短し歩けよ乙女」。
森見登美彦氏の小説が原作の、京都を舞台の、大学生を主人公とした男臭いラブコメディ(?)である。
映画化すると知ったときは、心が踊った。
何せ大好きで何度も読み返した小説であったし、
しかも以前にテレビで放送していた「四畳半神話大系」と
ほぼほぼ同じスタッフ陣ではないか。
これは期待せざるを得ない。
原作と「四畳半神話大系」のアニメ、これを両方を好きと公言しておいて
期待しないのは阿呆である。
しかし一抹の不安もあった。
映画というのは大体2時間程度。
その限られた時間で果たして話をうまく纏められているのか。と。
そういった期待と少々の不安で胸の内がぐでんぐでんな状態になりながら、
映画を鑑賞した。
そして以下が、自分の感じた感想である。
(ネタバレも入っているかもなので要注意)
案の定と言うか、仕方無いところなのだが
話の内容の変更、設定のカットなどは幾つかあった。
が、全体としては話の展開もテンポが良く、
上手く纏められてるなあ、と感じた。
また、個人的には舞台が京都なだけあって、「あー!この場面あそこね!」って
楽しみ方も出来た。
(あとは、詭弁踊りが映像で見れたのは感動した。)
ただ、幾つか原作読んでないとちょっと分からないのでは…?ってシーンも少しあったので、もし観に行かれる方は時間に余裕があれば原作も読んでおくと良いかも?
あと、偽電気ブランはいずれ飲んでみたいものである。